心と病気|流山市南流山かとう治療室

心と病気|流山市南流山かとう治療室

身体は一瞬で変わる

「そんなに怒ると血圧上がるよ!」
「重大なミスに気が付いて顔面蒼白になった」

ドラマや小説はもちろん、日常でもこんなセリフを聞いたことがあると思います。

従来の医療ではありえないとされ、研究も進んでいなかったことですが、感情によって人の生化学反応、細胞の働きが変わることがわかりました。
細胞の働きや性質が変わるということは、一瞬で病気になることも元気になることもできるのです。

別に血圧を上げようとしていないのに怒れば頭に血が上り、恐怖を感じると鳥肌が立ったりしますよね。

多重人格を持つ人は、人格が切り替わると病気も切り替わります。
ある人格では糖尿病、他の人格ではガンになったりするし、検査をしてもその通りの結果が出るのには驚きます。

ここまで印象強いことでなくても、強烈な怒りで頭の血管が切れたり、冷や汗をかいたり、ショックで気を失う、血の気が引く、身の毛がよだつ、緊張で急激にお腹が下るなど、日常によくあるシーンが感情や環境で目まぐるしく変化をし続けているのがわかります。

一方で安定させるシステム=ホメオスタシス(恒常性)があり、これは変化を嫌がり安定させるカラダの仕組みですが、このおかげで私たちの血圧や体温、呼吸が一定に保たれ命が続いているのです。

(ホメオスタシスは良くも悪くも安定を好みます。不調が続くとそれが安定になってしまうので、治療で健康な状態に上書させるにはある程度の期間がかかることが多いのです)

細胞の入れ替わり、新陳代謝はカラダの部位によって差があるものの、通常何もなければ肉体レベルでの変化はとても緩やかです。
しかしこのストレス社会においては感情や環境が目まぐるしく変わることを強いられているので、カラダは忙しい(笑)

コロコロと切り替わる状況の中で血液成分やホルモン、細胞のふるまいを変化させることで対応しようとします。

日や時間帯によって症状の感じ方が変わったりするのは環境や感情の影響を受けているからで、つまりは慢性的な不調を肉体の問題だけで改善しようとしても時間がかかってしまったりして難しいわけです。

メンタルに強い/弱いはない

日本はその歴史や文化から根強く、「泣いてはいけない」「弱音を吐くな」「努力しない人間はダメだ」のような思想が、特に男性にあります。
先祖代々受けてきている教育を引き継いでつい親になっても同じことをするのですが、そもそもメンタルに強い/弱いはありません。

強い/弱いも個人の主観であり、何と比べているのか、比べる必要があるのか。
メンタルはカラダの防衛機能として必要なものだというのを知って、もしも自分のメンタルに課題を感じるなら改善はそれからです。

身体は受精卵になってから今までの事をすべて記録していますし、卵子や精子にある遺伝子には親からの情報、親の親…つまり先祖代々の情報が詰まっています。

ケガをして出血しても勝手に血が止まってくれるのも、これまでの生命体の情報の中にケガの治し方が入っているからです。
そういったすべての情報から、自分を守るために「こう反応せよ!」という指令がでるのがメンタルの働きです。

不安や恐怖や怒りを感じたり、ストレスによってからだが反応するのもこの情報によって自分の健康を守るっているので、気合がたりないとかそういう問題ではなくもっと複雑なものです。

子供はメンタルケアが上手

子供は好き/嫌いから始まる喜怒哀楽の感情の表現が豊かです。
怒れば目的を達成するまで泣きわめいたり手を挙げたりして親の手を焼きますが、目的が達成されるとケロッとして感情を引きずりません。

ですが成長するとは、自分の感情や欲求との付き合い方を身につけて社会との関わりを円滑にすることでもあります。

そうして大人は「感情を抑えなさい」と学び、常に理性的であるように実践しますが、感情を抑えるのではなく生じた感情の処理やバランスのとり方を知る必要があります。

抑えられたまま解消されない感情や欲求はカラダの組織にため込まれ、初めに書いたように細胞のふるまいを変化させます。
それがいわゆるコリや炎症や腫瘍となって表現されていると知ったら驚きますか?

四十肩や五十肩はストレスや怒りの抑圧が肝臓にダメージを与え、相互関係にある筋肉に未処理の感情を溜めます。
その結果肩が動かなくなってしまう。

右の腕が上がらない=肝臓のあたりから腕が離れない=肝臓を感情から守りたい

子供ならすぐに手が出ます。=筋肉を使うことで怒りを解放し、終わらせることができている。

肝臓は怒りを処理する臓器で、怒りは上手に使うとやる気や行動力です。
怒りにネガティブイメージを持つ人は多いですが、決してそうではなく感情は気づいてあげることと使い方なんです。

「病は気から」の本当の意味

「病は気から」というのは、気が弱いから病気になるのではなく、気の使い方を誤って病気になるということです。
反対もありますよ!不調が長引くと気も弱ってきますよね。

もちろん全てメンタルが要因にはならないですが、このような感情や環境の問題に加え、食べるものや体質、遺伝などあらゆる領域の影響を良くも悪くも受けて日々生活しているというのを知ってくださいね。

自分の心やカラダに興味を持ってほしい

心の声を聞く、身体の声を聞く。

自分よりよそにばかりエネルギーを注ぎがちな現代ですが、一生を共にする替えの利かない身体とはいい関係性を保っておくべきです。

症状はカラダからのメッセージです。
大便は大きなお便りと書くように、最近の研究では便の状態から様々な病気や体調を解読できると分かっています。

とはいえ、健康でいることは充実した人生に必要ですが、それが人生の一番の目的ではありません。
ジャンクフードを食べたり、お酒を飲みすぎたり、仕事に全力を費やしたり、羽目を外して楽しむのも人間らしさです。

放っておくと偏るのが人間。
時に興味のベクトルを自分に向けて、早めにニュートラルに戻すケアを受けることでいつも健やかな心身を維持することができますよ。

執筆者

かとう治療室

流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。

トップへ