どうして「身体の力」なの?

健康とは病気になっても回復できる身体のこと。

なんでも我慢したら健康になるわけでもなく、タバコを吸わない人が肺がんになったり健康意識の高い人も病気になる。それならもっと自由に生きたほうが人生は豊かです。

事実、生きているうちは体調を崩したりするのは避けられません。

ただ、身体は本当によくできています。
時間が経てば勝手に傷も病も癒えていく力があります。

ですが、この人間の生命力そのものが退化しています。

医療や科学が進歩しても一向に病人や健康に悩む人が減らないのはそのためです。

私たちは総合的な施術を通じてこの身体の本来のシステム(自然治癒力)に働きかけ、身体との信頼を取り戻し、自分らしい人生のお手伝いをしています。

方針

①症状をつくりだす原因をみる

施術によって症状を改善する以上に、症状がよくならない原因となった身体の力の再教育に焦点をあてます。

身体は自分にとって乗り物です。乗り物のクセ(体質)と適切な扱い方を知ることも大切。

これは植物や子供を育てる過程の「さじ加減」に似ています。
手をかけすぎてもよくない結果をもたらすということです。

頻繁に施術を受ければいいのではなく、刺激を入れたら待つのも大事。
そこでおおよその目安は月2~3回(初期)、半年ぐらいはじっくり通われることを推奨しています。

②難しくなった医療を本来のやさしいものに

東洋医学も西洋医学どちらにも長所と短所があります。

専門家や細分化が進み難しくなっていくと素人には手の届かないものとなり、ドクターも目の前にいる人を診なくなりました。

ですが専門家にも弱点があり、医療機関をあちこちさまよった末にいらした方もたくさんいます。

昔はもっと健康は身近でシンプルなものだったのは年長者の知恵袋、家庭の医学がちゃんと機能していたからですが、すぐ医療に頼るようになった今、大人が健康に関する成功体験が激減してしまったのです。

それに伴い子供もすぐ病院。身体の力を活かす機会がなくなってアレルギーなどが増えました。

私たちは昔の町のかかりつけ医がしてきた「ひとをみる」ことと自然な力の活かし方をお伝えすること。「健康」が誰でも手に届きやすいものになるよう目指します。

そして緊急を要したり処置が必要な方に適切に医療が届いてほしいです。

③見えない部分だからこそのメンテナンス

施術はつらい時だけのものではありません。

美容院でヘアスタイルを整えるように、健康のお手入れは定期的にしていますか。
不調は急に起きたように感じられてもそれ以前から必ず何かの蓄積があるものです。

自分のことをわかってくれる第三者や居場所ってなかなかないと思うのです。
ほっとしたいとき、困った時には安心して帰ってこれる「かとうさんち」として。

当院はふたりで営むごく小さな治療室でいることに意味があるのでスタッフは雇いません。
毎回担当が変わったり、そのたびに自分のことを説明しなければならないのは嫌ですよね。

あなたの個性を理解し、優しく時に厳しく。
カラダもココロも生きるのも楽になって頂けたらと思います。

ご予約方法

連絡手段はLINEやインターネットが中心です。
お電話の場合は留守電にお名前をメッセージに残してくださると後ほど折り返し致します。

初回の流れ

ご予約当日は5分前にならないと入室できませんのでご注意ください。
初回は全体で約90~120分かかります。

STEP1
問診票の記入

初回はカウンセリングに時間をかけます。お悩みの症状、これまでのことや受診歴、検査歴、持病の有無、ストレスの状況などをお伺いします。

自分では気が付かなかった原因に気が付いたり、プランを一緒に立てていきましょう。

STEP2
カウンセリング・身体の評価や調査

身体に触れたり動いたりしてお身体の状態を客観的にみながら施術していきます。

日常生活、食生活上のアドバイスを持ち帰りセルフケアとして実践していただきます。​​

STEP3
着替え・施術・アドバイス

施術着は整体・鍼灸ともに無料でご用意しています。

施術はその都度状態によって調整し、確認をしながら安全な形で行います。

STEP4
お会計・次回予約

はじめは月に2~3回を目安に通院します。その間、日常生活の見直しやその都度必要なセルフケアを指導していただき、状態の改善とともに通院間隔が空きます。

お悩みがよくなり、メンテナンスで利用されている方は月1回くらいを目安に通われています。

施術後の過ごし方

それぞれの身体なりのプロセスがあります。

通院しはじめは戻ろうとする力が働きやすく、下の曲線のような経過を辿ることが多いです。
飛行機の離陸がイメージしやすいかもしれません。

初めの変化は重いですが勢いがついてくれば次は飛べる。
飛行機は長い長い滑走路の大半をこの「助走」に使います。

人が良くなっていくのもこのパターンと似ています。
そして変化していく過程では、今まで気が付かなかった症状や痛みが明らかになる場合もあります。

経過は身体次第で、セルフケアや意識の持ち方でどなたにもあらゆる可能性があります。

好転反応の中には不快感が伴ったり症状が悪化する感覚になる場合もあります。
通院のうちに好転反応は起こりにくくなっていきます。好転反応にいい・悪いはありません。

施術後は思考を休め、胃腸に負担をかけずゆったり過ごして身体が仕事する時間を与えてください。

緊張が強かった人は脱力感や疲労感、痛みが出たり体温が上昇することがあります。ほとんどはだるさや眠気で2~3日にはお入浴や飲酒は普段よりも酔いが回りやすくなっているのでご注意ください。​

もし必要事項があれば都度ご説明いたします。

2回目以降の流れ

ほとんどの方がお会計と一緒に次回の予約をとって帰られます。
2回目以降の所要時間は1時間が目安です(施術内容による)

予約の変更やキャンセルについて

ご連絡は主にLINEを使っています。
予約変更やキャンセルは他の方の都合にも影響します。ご迷惑にならないように配慮をお願いいたします。

予約をお忘れの場合、直前(予約の2時間前以降)のキャンセルは100%のキャンセル料が発生いたしますのでご了承ください。

通院が必要な理由

1回で症状は楽になっても治ったかどうかは別です。症状につながっていたほかの要因を改善しなければ不調は繰り返されます。

実は治療は症状が楽になってからがスタートです。私たちは「本質を整える」という目的で次のように明確にします。

健康の本質1
ホメオスタシス

生命を維持・安定させるためのシステムです。

血圧や体温が一定に保たれるのはこのおかげですが、反対に変化を嫌う性質があります。

初めは元に戻りやすいのと、期間をかける必要があるのはこのため。

最適な間隔はひとによって違いますが施術のやりすぎもよくありません。
植物を育てるのと同じで、人間の身体も世話を焼きすぎるとダメになります。

時間が薬になってくれる身体になるように経過を見ながら加減をして育てる必要があるのです。

健康の本質2
ゆでガエルの原理

急に熱いお湯に触れると熱いですが、徐々に温度が上がってくるとあまり熱いと感じません。

ゆでガエルはそのまま茹で上がってしまった失敗の例え話で、不調は急に起こるものではなく長い間の積み重ねの結果です。

蓄積させたものを元に戻すには期間や回数、段階や順序が必要です。

小さな負債が大きな問題になる

健康の本質とは

傷口を絆創膏で覆えば見かけ上の対処は済みますが、傷が癒えるのには時間が必要で、傷を治しているのは絆創膏ではなく身体。

身体の仕組みをよく働かせなければ治療をしても回復できません。

この身体の仕組みの破綻の最たるものが死ですが、幸いにも病気になるのはまだ機能している証拠。
身体は自分を建て直そうとして病気を起こしているのです。

そこで速やかに、建て直しやすい舞台を整えてあげることが治療です。

症状のある部分だけ楽にするのは治療ではなく修理です。
症状は身体のほころびがいくつもできていた結果なので、ほころびまで直してあげましょう。

病院との併用について

西洋医学または現代の医学を否定しているわけではありません。
現代医療の盲点は表面に現れたものしか見ないこと。

さっきでいう「ほころび」には何もしないということです。

病院では「整える」ことはできませんが、施術で整えると回復を早める補助になります。

薬を服用している方(特に心療内科系)は薬の効き方が変わることがあります。
健康な人にとってクスリが毒になるように、クスリで健康になることはありません。
医師と相談しながら調節してもらうことをおすすめします。

アクセス

千葉県流山市南流山6-13-1-103

JR武蔵野線/つくばエクスプレス 南流山駅徒歩6分。南流山郵便局そば

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