不眠、中途覚醒、いびきなど睡眠に悩まれている方へ
- 睡眠が充分にとれていない気がする
- 寝つきが悪い
- いびきや睡眠時無呼吸、歯ぎしり
- 寝ても寝ても眠い
ストレスや身体の痛みなどでも一時的に眠りの質が下がるのは自然ですが、眠れない状態が長く続く場合には健康にも影響してしまいますので睡眠の質をあるべき状態に戻す必要があります。
眠れないこと自体がストレスとなってる相談も多いのです。
病院では入眠剤や安定剤などを使いますが、クスリのデメリットは副作用や依存性の高さ。
薬を飲んだことで眠れるようにはなったけど疲れは取れていないのです。
実際に薬を飲んでもスッキリできる方が少ないのは、眠っているというより「気を失っている」に近いからです。いびきも強くなる傾向にあります。
「自然と眠れる」身体になっていけるように、身体的、精神的なアプローチや環境アドバイスをひとりひとりに合わせて行っています。
当院の睡眠サポート
よく眠れるようになるには、同時に眠れなくなる原因を減らすことが重要です。
鍼灸や整体を受けた後でぐっすり眠れるのは身体が充分にリラックスしているからですが、リラックスできない原因にも何かができるとしたらもっといいと思いませんか?
身体のみへのアプローチ以外に当院では、身体・心・環境、様々な側面からその人が最適な結果を得られるようにしています。
そのヒントは日常生活の習慣や環境、そして感情にもあり、眠れないという悩みは予想もしないところからきている可能性があるのです。
こんな方へ
- クスリに頼らないで眠れるようになりたい
- 病院を使わずに睡眠の問題を改善していきたい
- 睡眠の質を高めたい
睡眠障害の種類
入眠障害
寝つきが悪く、眠りに入るのに時間がかかる状態です。
脳やホルモンの影響を受けやすい入眠障害では、肉体的なアプローチのほかに生活環境の改善が必要です。
健康な人でもストレスや悩み事、寝る前のスマホなどの刺激によって脳が興奮して起きるので、刺激となる要因を無くしていくことが大切です。
中途覚醒
寝付けるものの、夜中によく目が覚めてしまうことを中途覚醒といいます。
ですが、人は無自覚に“一瞬目覚める”時間がかならずあり、目が覚めてもまたすぐに眠れるのであればなんら問題ありません。
睡眠時無呼吸症候群によって途中で目が覚めている場合、日中の緊張感が強い人や無意識に息を止めている人の呼吸パターンが「習慣」となり症状になっている可能性があります。
自覚に上らないストレスや不安から緊張の抜けない体質を施術で改善していくこと、日ごろから息を止めてしまう癖を治すための呼吸のワークがおすすめです。
早朝覚醒
必要以上に朝早く目が覚めてしまう人がこれに該当します。
うつの方に現れやすく、いつも頑張ろうとしてしまう無意識のパターンが早く目覚めてしまう結果につながっているので、頑張らなくてはならないという思い込みを外すための潜在意識にアプローチする施術をすることで望まない身体のリズムを修正することができます。
熟眠障害
睡眠の時間に関係なく、ぐっすり寝た気を感じられない方はこれに該当します。
熟眠障害の方は肉体的な問題以外に、騒音や電磁波などの物理的な要因や環境の問題で現れている可能性があり、よくカウンセリングをして原因を探す必要があります。
充分に息を吸えていないと睡眠中も酸欠になります。新鮮な空気を身体に取り込めない日ごろから呼吸が浅い人に起こりやすいパターンです。
睡眠時無呼吸症候群
これは本人ではなく身近な人が気が付いて指摘する場合がほとんどです。
CPAPという装具がありますが、それが本当に必要なケースは少なく、ほとんどは日中の呼吸の習慣を正すことで次第に解決していきます。
なぜなら呼吸は習慣だからです。
日中の呼吸のパターンが寝ている時に再現されているので、日中に息を止める癖がある方がほとんど。
長時間に及ぶパソコン作業、車の運転、精密な作業、神経を使う仕事の人は交感神経も過剰になっていることが多く、日ごろの意識と新しい呼吸の習慣形成がポイントになります。
施術ではそのようなアドバイスと入眠時に眠れる身体の状態を取り戻すアプローチをします。
いびき
深酒、肥満、自律神経の問題でもいびきをかきますが、何も問題のない人でもいびきをかきます。
睡眠時無呼吸症候群とセットで気になって相談にいらっしゃることが多いです。
夢について
夢を見ない人はいません。夢を覚えていないか睡眠のリズムにあります。
人は深いノンレム睡眠と浅いレム睡眠を繰り返していますが、ノンレム睡眠の波で起きてしまうと夢を覚えていません。
レム睡眠の間に覚醒すると目覚めがスムーズなので、入眠のタイミングや目覚ましのタイミングを30~90分ぐらいの間で調整してみるとよいでしょう。
その他の知識
考えすぎ、頭脳労働の人
インド医学のアーユルヴェーダでは、身体を構成する火・水・風に当てはめて考えます。
頭の使い過ぎはヴァータ(風)の過剰となり、ざわざわして眠れなくなりますので、オイルマッサージを使って体内の風を鎮めることで睡眠の質を高めます。
または、自分の脳内に思考をとどめす、誰かに話してエネルギーを放散するのもOKです。
体液が少ない、体内に熱を持ちやすい人
寝つきが悪い人、熟眠障害に当てはまりやすいのがこのタイプで、体内の火・熱が強い人。
持って生まれた体質の影響や、ケンカやスポーツ観戦などヒートアップしたときに起こりやすいです。
寝る前のお風呂は暑すぎないようにすること、体温を下げてから寝るようにします。
ケガや病気によるもの
これはケガの治療や病気の治療が優先になります。
どうしようもない時は痛み止めの薬を一時的に使いながら過ごします。
睡眠に適した時間
21時~3時の間が身体の熱が収まるので睡眠に最も適しています。反対にこの時間に起きていると体内の熱と風が増してしまい、一度寝付けないとなかなか寝にくいという結果になりやすいです。
体内の風や熱というとイメージがつかみにくいかもしれませんが、要は落ち着きが重要なのです。
瞑想はリラックスホルモンと言われるセロトニンを増やす作用があるのでどのパターンの睡眠障害にも相性がいいです。
当院で気持ち良い眠りを取り戻しましょう
睡眠にも個性がありますが、自分にとって健康的な睡眠を知らない人がほとんどです。
一方で「正しい睡眠」の情報は溢れており、誤った認識がストレスの元で悪循環に陥っている方をたくさんみています。
当院では鍼灸や整体などの施術を通して眠れる身体にしていくのと並行して、アーユルヴェーダや風水的知見も取り込んで眠れる身体になる環境のアドバイスもしています。