子宮に溜まった憤り|流山市南流山かとう治療室

子宮に溜まった憤り|流山市南流山かとう治療室

ボディートークの症例(30代女性)

鍼灸とボディートークを掛け合わせて大きな変化を感じられた症例です。
※ご本人の了承を得ています
この方の肉体的な主訴は、

  • 背中腰のハリや痛み
  • 不眠、冷え、痩せない

その他にもいくつか自覚症状はあるものの省略。
これまでも当院で定期的に鍼灸治療を受けていましたが、この日はなんとなくボディートークの話になり、私も予約が入っていなかったのでさっそく始めることに。

セッションの内容

セッションで出てきた内容は、幼少期の家庭環境やアイデンティティに関すること、誤った自己認識によって形成された信念や二次的マトリックスの修正、横隔膜の背面側の柔軟性の改善、子宮に蓄積した感情の解放、五行のバランスでした。

小さい頃から大切な人を亡くされたのもあり、そのために家族内での役割に対しての葛藤があり、二次的マトリックスを形成することでしのいできたというような内容でした。
※マトリックスとは人格をつくるマスクのようなもの。例)親としての私、職場での私、など

セッションでは、まず硬くなっている横隔膜の動きを改善する必要があったので、横隔膜のリリースをしました。

ボディートークでは、未消化の感情は体の中の結合組織に溜まるとし、関節の硬さや筋肉のコリの原因はそこから来ているとも考えられています。

(つまり、整体などで関節や筋肉をゆるめれば感情の解放を助けるが、感情を溜めこんでしまう思考パターンや他の問題が変わらないと溜まり続ける。=何度も症状を繰り返していたり、施術を受けても元に戻ってしまう事につながる)

そして感情や記憶も消化できたものは排泄されるのが理想です(排泄=忘れるではなく、感情的負担がなくなること)が、排泄を助けるのは呼吸=横隔膜の動きです。

今回の症例では、横隔膜がそもそもちゃんと動いていなかったために記憶や感情を解き放つのが困難になっていたので、横隔膜の動きを改善しないと子宮にある感情を排泄できないということです。

ちなみに古い記憶や感情の排泄は下から出すのが望ましく、横隔膜から腸に流すため多くは便と共に解き放たれます。

子宮とあったので、何かトラブルを抱えていないか質問したところ子宮後屈(子宮が後ろに倒れてしまっている状態)とのことでした。

セッション後にご報告を頂きました

ボディートークの後でいつも通り鍼灸治療を受けていただきました。
いつも以上に鍼灸の効果が身体に浸透しやすくなったんじゃないかなぁと思います。

翌日の夜にご連絡を頂き、気分のいいお通じがあったこと、カラダの柔軟性が増してできなかった動作ができるようになったとご報告をいただきました。

踊りをされている方で、9年間練習しても痛くてできなかった動作ができたそうです。

ボディートークと鍼灸の組み合わせ最強説が誕生しました(笑)

タイミングは最適な時に訪れるんだなぁと再認識

ボディートークのことを知っていても、いつ受けるかのタイミングって人それぞれ。

もっとも、深い所でカラダが変化に対する覚悟や自分と向き合う準備が整っていないとうまくいかない。(それは効果のあるなしじゃなくて、腑に落ちるか)施術もそうだけどね。

表向きの職業は整体師なのでカラダやココロに悩みを抱えた人と多く出会う。あ~この人だったらボディートークが合ってそうって直感では思っても、いつ紹介するかもタイミングを見計らうし何をやるかはご本人に委ねる。

そうしないとどんな施術でも結果、「押しつけられた感」がでてしまうから。(特にうまくいかなかったとき)

私は、その人がよくなるなら正直どんな方法でもいいと思う。
ボディートークがすべてじゃないけど、今のところ私は気に入っているのでできればそう思ってくれる人が増えたらうれしいし、必要な人へ届くように発信もし続けようと思う。

今すぐじゃなくても、あっと思った時に選択肢に上ってくれればいいな。
人生選択肢があったほうが生きやすいから。

執筆者

かとう治療室

流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。

トップへ