以前と比べ一般的になった不妊治療。
保険適用にもなり、なかなか手が届かなった人も受けやすくなった。
…というか妊娠しにくいのが当たり前になってしまった日本人の身体。
生理も妊娠出産も本来は治療するものではありませんでした。
私たちが今存在していること、医療がなかった時代の存在は、医療の介入なしでも子供が生まれ育つと証明しています。
野生の動物も誰からも教わらず子孫繁栄をしていますね。
自分で出産してへその緒の処理をしていた時代もあれば、産婆さんや助産院ができ、医療に組み込まれたのは最近です。
今、不妊治療では生殖系に問題がないか調べる。
でも生殖系はその人の身体のごく一部でしかない。
精子や卵子が健康に育つための栄養が必要だと、サプリなども処方される。
昔に比べたら飽食の現代。栄養状態はいいはずなのになぜだろう。
栄養が足りないんじゃなくて、栄養を運用する身体の機能や、生命を生み出すための身体の環境に問題があるという発想はどうだろう。
かつてベビーブームが何度かあったその時の日本の栄養状況は今と比べると良かったのだろうか?
発展途上国、医療が受けられない貧しい国でも子供はどんどん生まれている。
昔の日本も医療が乏しい国でも自然に子供は生まれていた。
栄養と妊娠は本当に関係があるのだろうか?
食べる食材の種類も量も今のほうが多い。いろんなものをたくさん食べることが栄養を補うことにつながっているのだろうか。
口にする物の質や、食べたものを消化吸収する内臓の働きのほうが重要なのではないかと思う。
(胃腸の具合をよくするための「薬」っていう発想になってしまうのだろうか…)
昔の食べ物のほうが、種類も量も少なくても質はよかったと考えられる。
今は、日本は自然に子供を産むことが自然じゃなくなっている。
自然の摂理からどんどん遠ざかっているから。
ほんとうに心から惹かれてパートナーになったのか。
何のために子供が欲しいのか。
何のためにセックスをするのか。
当初は純粋な気持ちから生じていた愛や子供が欲しい思いが、いつの間にか違う動機になっていることがある。
もちろん、現代を生きるには働いてお金を得なくてはならないしパートナーとコミュニケーションをとる時間を確保するのが大変な時代、お店に行っても質の良い食べもののほうが少ない環境。
そのことにすら関心がない人もいる。
それで何も困っていなければいいのだけど、不妊治療で多くの治療費をつぎ込んで成果を「待っている」人が多い。
自然な生活って、オーガニック食品を食べるとか化学物質の物を買わないとかだけじゃなくて、
足し算をやめて引き算をしていくこと。
体調が悪いから薬を飲む、病院に行く方法以外に、何もしないで休む、食事を抜く。というのもあるよ。
お金も時間も手間もかからないのは一目瞭然。
身近に見直せることはあって、
生活習慣を見直せば健康問題の大半は改善される。
見直すのにお金はほとんどかからない。
浮いたお金でより質の良い物事を選べる。
自分にもお財布にも身体にも優しいはずなのに、わかっててもやりたがらない人が多いのは、
「楽したい」
その心のすき間にスッと入ってくるビジネスの存在があるんです。
これは不妊に限らず健康問題にすべてに関わります。
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執筆者
かとう治療室
流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。