心配と胃腸|流山市南流山かとう治療室

心配と胃腸|流山市南流山かとう治療室

今日は七草粥の日です。
年末年始休み、我が家はご多分に漏れず「食っちゃ寝」でした。

今年はコロナの影響もあり、外出も少なく自宅で過ごす方も多かったと思います。
豪華な食事も誘惑も多くてお正月休みは食べっぱなしになりがちですよね。

そこでちょうどいいタイミングに七草粥を食べようとなるのですが、七草の意味や効能は外部記事に飛んでください(笑)

参考:七草研究会のHPへ

七草から食べることについて話を膨らませますが、実は消化はエネルギーをとても消費する行動で、野生動物の食事が命がけになるのは満腹で動けないと敵に襲わるリスクが上がるから。その記憶が進化の歴史の中で人間にもうっすら残っています。
(現代生活的には必要ないんですけどね)

そのため、食べ物を受け取る胃腸にはいつも、

「次はいつ、どんな食べ物が入ってくるのだろうか…」

という心配の意識が自然とついています。

心配とは心を配る、つまり気(=エネルギー)を配るという意味で、心配や気をかけることがたくさんあるとそれだけで疲れてしまった経験が少なからずありませんか?
または何かの出来事で胸がいっぱいになり、食欲がわかない…など。
ストレス社会の今では避けて通れませんね…

普段、意識しているものしていないもの合わせてどのくらい自分の外に心を配っているか。

外へ配りすぎて自分へのエネルギーが足りなくなると胃腸もエネルギー不足になり、消化不良など胃腸のトラブルが起きるのですが、ストレスは脳にも誤作動を起こすためエネルギーを食べ物から得ようとして「ストレス食い」も起こりうるのです…暴飲暴食が加わったら目も当てられません(笑)

「心配で胃腸が…」
「ストレスで胃潰瘍になった」

というのも、ただ単に胃がおかしくなるのではなくこういった生命のメカニズムがあるからで、たかが胃腸?されど胃腸。カラダからのメッセージが推測できるのです。


そんな胃腸に優しさを与えるなら。

  • 食べ物をしばらく入れない(入れすぎない)
  • 食べ物を入れる時間を工夫する
  • 不要な心配をやめる
  • 気にかけていることをとっとと終わらせる(笑)

 

暴飲暴食が負担をかけるのはおわかりだと思いますが、食べる時間にも生命のメカニズムがあり、カラダに備わった体内時計の基本形式で胃腸の働きがもっとも高まるのは午前7時~9時、その他の消化器系は午前9時~11時です。

中医学的な一日の始まりは午前3時の肺の時間から。 大腸の時間で不要物を捨てる、新しい食べ物を入れる。脾の時間で栄養に変える。日中は心臓が活動する後押しをする。肝臓がその日に取り込んだ毒素やストレスをきれいにして一日を終える。 原始的な生活はこの流れのとおりだったんじゃないかと。よくできているなぁと感心します。

これは子午流柱(しごるちゅう)という中医学の考え方にあたりますが、経絡という気の流れを時間に割り当てたものです。
経絡は体内でほぼ一筆書きできる気の路線図みたいなものと例えると、どこかの経絡の流れが滞ると全体のダイヤが乱れてしまうイメージになります。
現実の首都圏だと大騒ぎになりますね(笑)

経絡は陰陽五行、各臓器などに割り振られていて、先の午前7時~9時は胃経、午前9時~11時は脾経にあたるわけです。

この時間に一番活動が高まる一方で、対極にある午後の7時~9時、または9時~11時は最も活動が弱くなる時間帯になります。
(私たちの生活ではこの時間帯に豪華な食事をしたり、満腹で寝てしまうことがあり、胃腸にとって大きな負担になるわけです)

この体内時計には、夜型人間や朝型人間がいるように個人差がありますが、こういった知識を入れておくと自分で体調管理する時に役立ちます。

食後の眠気は、血液が消化器系に集中することで脳の血液が減少して起きたり、血糖値の急上昇や急低下で起きます。
眠っていても内臓は活動しているので睡眠をとったことにはならないので疲れが抜けなかったりするんです。

できれば食べたら2~3時間は起きていましょう。

心配とは未来に意識が向いているときです。
過去に引っ張られ、未来を憂う…今を生きることを忘れがちな私たち人間、未来に備えるのが大好きでつい食べて蓄えようとします(笑)

今、本当にお腹が空いたから食べるってよりも、時間だからとか、今食べておかないと後でお腹がすくかもしれないって思って食べていることがよくありますよね。

食べたいと思わないから今は食べない。も正解です。
風邪を引いたときは食べないほうが免疫が上がります。
(昭和育ちは食べないと治らないよ!と教わりました(笑)が、逆です。頑張って食べて気持ち悪くなるのはカラダが食べ物を必要としていないから。)

胃腸がきれいになると思考もクリアになりパフォーマンスが上がりますよ。(最近、ファスティングや断食が人気の理由のひとつです)
これについてはまたいつか別の記事にしようかと思います。

執筆者

かとう治療室

流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。

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