女性のお悩み
生理痛
子宮筋の強い収縮によって下腹部、あるいは腰部のほうまで痛みが出ます。
子宮周囲の血流が不足しているのが原因で発痛物質が分泌され、さらに痛みが強くなるという悪循環が生理痛の元になっており、腹部や腰部を温めると痛みが和らぎます。
痛みのピークは出血量の多い2~3日目で、我慢して過ごせる人、痛み止めを服用しても動けないくらい痛くなる人まで症状の強さは様々です。
冷え(特に腹部)の改善、または子宮のゆがみを調整することで血流や子宮・卵巣の正常な働きを取り戻すことを目標に、生理痛の改善を目指します。
座りっぱなしや立ちっぱなしによる下半身の血行不良、エアコンなどによる下半身の冷え、タイトなファッションなどは生理痛の誘発因子になります。
生理前症候群(PMS)
生理前症候群は最近知られるようになりました。生理の数日前から起こる心身の不調の総称で、肉体面では腹痛、腰痛、下痢や便秘、吐き気、食欲不振、感覚過敏、頭痛、倦怠感が代表的。
精神面ではイライラ、気分の落ち込み、抑うつ、絶望感などが挙げられます。
ホルモンの変化によってその他の内分泌系、神経システム系に起こる影響が、脳にも作用していることでこのような症状が起こると考えられています。
月経困難症
PMSに似ていますが、月経困難症は生理中の酷い症状のために月経期間をまともに過ごせない状態です。
生理痛、身体の痛み、その他の症状は人によって異なります。
最近は小中学生でも月経困難症を抱えている割合が増えており、学業や精神面への影響が懸念されています。
生理不順
産婦人科医の考え方によりますが、生理周期が不安定でも月経が起こっていれば心配ないそうです。しかし、身体の仕組み的には定期的に安定した生理が起こる方がよりよいと考えられています。
更年期に近づくと生理周期や月経日数にばらつきが起こりますが、そうではないのに生理周期が不安定、数カ月来なくなったりするならまず専門医へ相談をおすすめします。
特に器質的異常がなければ、心身のアンバランス自律神経の乱れが原因なので、整体や鍼灸の得意とするアプローチができます。
Instagramでも発信中!
フォローをお願いします!
執筆者
かとう治療室
流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。