- 2021年5月14日
頭が働かないのか、頭を働かせないのか|流山市南流山かとう治療室
タイトルを似たパターンでシリーズ化してみようと(笑)[sitecardsubtitle=関連記事url=https……
酷い頭痛の人でも、検査を受けても何も異常が見つからないことがよくあります。
頭痛薬を飲み付き合い続ける生活を変えることができます。頭痛の知識をもっと広げましょう。
痛みのメカニズムは大きく分けて3種類。
全てに共通することは「痛みの発信元」が存在するという事で、治療は本来そこに対して行われるべきものですが、最近は痛みという結果を軽くすることばかりに意識が向いてしまっています。
頭痛のタイプも大きく分けて3つ
持続的な筋肉の収縮によって循環障害になり、発痛物質が放出による痛みでさらに筋収縮を起こす悪循環です。肩こりによる頭痛の大半がこのタイプに当てはまり、症状は頭部周囲から後頭部に多くみられます。
筋肉の緊張が和らぐと痛みも軽減するためにマッサージで対処している例が多いですが、筋肉が過度に緊張する別の原因に対するアプローチがないと症状を繰り返します。
緊張型頭痛に特有のメカニズムに、頚椎支持性の低下と長時間のうつむき姿勢が注目されています。スマホやパソコン作業の増加で緊張型頭痛の引き金となる姿勢が増えており、頭痛患者の増加との関係性が示唆されています。
患者数が多いわりにいまだに明確なメカニズムが解明されていません。偏頭痛は血行が良くなると症状が酷くなる特徴があります。
これは血管周囲を囲んでいる神経が刺激されるためで、拍動性の頭痛という特徴は血管の拍動に一致しています。頭部の血流にはセロトニンが関わっており、セロトニン量がストレスや女性ホルモンの影響で減少すると血管が拡張し片頭痛になります。
片頭痛の中には、頭痛が起こる前に目がチカチカしたり視界にギザギザしたようなものが見えたりする「閃輝暗点」という前兆があるタイプとないタイプに分かれます。
女性の偏頭痛が多いのはエストロゲンとのバランスが考えられています。
症状が重く、日常生活に支障がある場合は薬と併用した治療が望まれますが、近年では「薬物乱用頭痛」の患者さんも増えており、薬に頼りすぎる弊害も心配されています。
群発頭痛は20代~50代の男性に圧倒的に多いです。頸動脈や交感神経の関係が考えられる中、メカニズムはいまだに不明です。
群発頭痛は症状が数週間続いて、発作の最中はほぼ同じ時間帯に症状が現れます。その後無症状の時期が数カ月から数年続くとうのが特徴です。
最近の研究では三叉神経核から上部頚髄の一側性の活性化がおこり、その結果として頚動脈系の血管拡張がおこるとの考えが有力視されていて、遺伝の要素はほとんどないと考えられています。
ほとんどの頭痛は緊張型と片頭痛の混合型ですが、どんな病気にも頭痛はよくみられる症状のため、軽視しがちですが症状が気になる場合は一度は診察を受けることをおすすめします。
エストロゲンはセロトニン合成を促進し、エストロゲンの減少はセロトニンの減少へと、結果的に偏頭痛を誘発します。
偏頭痛の人が妊娠期に限って頭痛が起こりにくくなるのは、ホルモン分泌が安定するからと考えられています。
体内の支持組織は全身とつながっています。
内臓下垂を起こして猫背になっている人は姿勢的にも自律神経的にもトラブルが起こりやすく、筋肉や骨格以外のより全体的なバランスが必要になります。
流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。