気って聞くと、気功とか、見えないものだからあやしい存在として扱われがち(特に日本は)
ですが、「気」という言葉に無意識で一番触れ合っているのは日本人です。
気が付く、気配がする、元気、陰気、気を病む、気を失う…など
「気」を正しく理解すれば、自分の心身の健康がどれだけ気に影響されるのかがわかります。
気を制する者は人生を制する(大げさでもないかも)!
ちなみに、「病は気から」の本当の語源は、「気の持ちよう(メンタル)」ではなく、「気の乱れ」から生ずるということ。
中医学的に、気は「空気」と食べ物から得た気「穀気」などからつくられます。
つまり呼吸で空気を取り入れるのが重要なので、マスクで呼吸が邪魔されるのはよくありません。
食べ物からも気をもらっているので、気のない食べ物ばかり食べていると気が作られません。
また、食べ物を消化吸収する胃腸がつかれていると気を取り入れることができないので内臓を休ませることでより気をつくれる身体になります。
こうして身体でつくられた「気」は経絡などを通して全身をめぐり、身体の機能や構造を健康に働かせるエネルギー源になっています。
鍼灸などの施術では、気をつくれるように身体を整え、気の巡りの妨げとなっている通路(経絡)を改善して不調を改善しています。
気が巡らないと血液も体液も巡りません。
ひいては人生も巡らなくなります。
気がないと健康も自分の意識もコントロールできなくなるから。
意識は「意志+気」でもあり、ものごとを成し遂げるには意志だけではなくやる気や気力が必要ということを表しています。
やる気はあるけど、できない。
そんな時は気が足りないのかもしれません。
「気を失う」「意識を失う」はほぼ同等の意味で使われるのも納得です。
気を充分に満たす、または消耗しないためのポイント
- 気のある食べ物を食べる(新鮮なもの、小ぶりなもの、添加や加工がされていないもの)
- 食べ物の気を充分受け取れるよう、胃腸を休ませる
- 充分に呼吸をする
- 気を遣いすぎる、考えすぎる、心配しすぎるのをやめる
- やることはさっと終わらせて、ため込まない
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執筆者
かとう治療室
流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。