- 2021年5月15日
治して“あげる”なんておこがましい|流山市南流山かとう治療室
広告上は「治します!」とかと言わないと成り立たないんでしょうけど(笑)実は治るチカラはそもそも備わっている。薬も治療……
健康にいいと言われたから食べる。
まだタイミングじゃないと思うからやめておく。
自分の身体にいいと感じるから食べる。
まだタイミングじゃないと感じるのでやめておく。
両者の違い、わかりますか?
どっちが正しいとか、いいのかを考えたり知りたいと思った時点で頭人間に偏っていると思ってください(笑)
どっちがいいとかではなくバランスなのです。
現在はほとんどの方が頭人間に偏りすぎています。
情報過多の今、ネットやテレビのよそからの意見を取り入れてばかりになっていませんか?
最も身近な存在である自分の身体に意見を聞いていますか?
身体人間と頭人間の違いはとてもシンプルです。
感じているか、思考で判断しているか。
感じる側は言葉の通り、身体の感覚を感じて決めること。
お腹が空いたから食べる。お肉が食べたいと感じるから肉を食べる。
無意識に身体のどこかの微細な感覚をキャッチして身体とコミュニケーションをとっているんです。
思考で判断しているときは、
お腹が空くと思うから食べる。お昼だから食べる。鶏肉がヘルシーだと聞いたから鶏肉を食べる。
感覚は生じているが、脳と肉体がバラバラになっているので微細な身体の声をキャッチできない。
「自分のからだに聞いて食べなさい」という名言があります。
どんなに健康にいい食材や食べ方があっても、人の身体には顔と同じように個性があり、すべての方に同じようにいいとは限らないのです。
つまり健康法も個人によって違います。
例えば、
生まれつき果物の糖分(果糖)を分解する能力が弱いシェフの男性がいました。もちろんそのことは本人も知らずに過ごしていました。
ある時、健康診断で肥満と食生活の改善を指導され、健康にいいとされる野菜や果物中心の食生活に切り替えたところどんどん痩せて健康的な見た目に戻っていくことができました。
しかし、その後の検査で彼に肝臓がんが見つかったのです。
詳しく検査をすると、彼は遺伝的に果糖が分解できない身体だったため肝臓に大きな負荷がかかっていたことがわかりました。
偏りすぎはともかく、「好き嫌いしないでなんでも食べなさい」というのは本当に健康に結びつくのでしょうか?
いろいろ“仕込まれた”大人に比べ子供のほうがより本能的な身体人間です。
好き嫌いが起きるのは、子供の身体が受け付ける準備ができていないか、体質的に合わないからかもしれません。
大人はつい、頭で「体にいいから食べなさい」って言ってしまいますが…
昔は今ほど多くの食材はなかったけど健康でいられたのだから、いろんなものを食べる=健康。 真理ではないのでしょう。
自分の直感を正しくキャッチするには、まず自分の身体と感覚でつながること。
デスクワーク、情報社会、運動不足で私たちは肉体の感覚が鈍くなっています。
温かい・冷たい・重い・軽い
さらさら・ざらざら・ふわふわ・ぎしぎし
こわばり・脱力感・きゅっとした感じ
におい・味・聞こえること・目にすること・感触。。。五感
今、身体のどこに、どんな感覚を感じますか?
感じられないと思ったらうそになります。なぜなら症状を不快な感覚として感じられているから。
感覚がマヒしているわけではなく微細な感覚に鈍くなっているだけなので、感じ取る練習をしてみましょう。
「直感」=直接感じること…どこから?
肉体ですよね。つまり感覚はあなたとをつなげるコミュニケーションツールです。
センサーを広げて身体の声をキャッチして自分の直感と仲良くなることが正確な健康法の見つけ方です。
流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。