- 2021年6月11日
いい塩、よくない塩のざっくりした見分け方|流山市南流山かとう治療室
実は塩分不足の日本人。冷え性、自律神経失調症、アレルギー、慢性鼻炎や湿疹などに悩んでいたら、塩に摂り方を見直してみても……
自律神経の乱れによる症状は結果であって原因ではありません。この場合、一つ一つの症状に対処するのではなく自律神経の乱れを正す必要があります。
ただし、自律神経が乱れる原因はストレスだというのを忘れないでください。
本質的な自律神経の治療とは、ストレスに過剰に反応する身体のシステムに対してであり、症状を薬で和らげても本質的な解決にはなりません。
重要な栄養素はミネラルや塩分、水分が基本です。質の悪い精製塩や化学調味料・添加物の多い食事をしていると貴重な体内のミネラルを大量に消費します。
また、お茶やコーヒー、清涼飲料水ばかりの人も慢性的なミネラル不足と、純粋な水が不足して自律神経が乱れます。
なるべくミネラル・微量元素が含まれた天然の塩と真水をとるように心がけましょう。
塩分について疑問が湧くかもしれません。私たちは塩分は身体によくないから減らすように教育を受けているからです。
摂りすぎはよくないですが、今ほど厳しい減塩をする必要はないと最近は考えられています。一定量の塩分濃度は体内の恒常性の維持に必要不可欠だからです。
免疫力を低下させる冷え性、低体温は塩分ミネラル不足・運動不足で代謝が低下するためです。
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系が塩分、水分、血圧を調節します。レニンは腎臓で分泌されます。
腎臓内の血液の塩分濃度を感知し、塩分の排出と再吸収の量をコントロールしています。体内の塩分が不足するとレニンが分泌され、肝臓でアンジオテンシンが生成され、肺に届くとアンジオテンシンⅡに変換されます。
これが副腎のアルドステロン分泌を促し、塩分の再吸収が促進、尿からの水分だけの排出が増えます。
このように複雑なシステムによって体内の塩分濃度は厳密に保たれ、命が守られています。もし仮に、塩分を極端に制限すると副腎にストレスをかけることにつながり、うつ状態や様々な疾患の背景になっている副腎疲労の一因になっているかもしれません。
流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。