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病気はつくられている??

もし、病気が作られているとしたらどう感じますか?

 

誰が、なんの目的で、どのようにして作っているのかが気になるかもしれません。

怒りが湧いてきたり、このブログ記事を書いた私のことを非難したくなるかもしれません。

 

全部の病気が作られているわけではないことを前置きに、

今回は高血圧について書いてみようと思います。

 

病気のつくられ方① 基準値を変える

高血圧の基準が年々低くなっているのをご存知ですか?

1960年代までは、最高血圧は年齢+90ぐらいが正常値とされていました。(50代の人で140~150mmhgぐらい)

今は、年齢関係なく130mmhg以上の人は高血圧と診断されます。

 

同時に塩分の摂取量もかなり抑えられています。

昔は10グラムほどだったのが、今は6~7グラム以下。

これは塩分が高血圧の原因と考えられたからそうなったのですが、基準値も下がっているので高血圧と診断される人は増え続けています。

 

定められたこの数値が本当に健康上の意味があるかどうかは置いといて…

基準値を下げることで何が起こるでしょうか?

 

病気のつくられ方② 早期発見を促す

今は、まだ20代の若い世代でも会社の健康診断などを受ける機会があります。

目的は健康でいるため、病気の早期発見と治療を進めるため。とはいうものの…

 

基準値が下げられると引っかかる人が増える。さらに健康診断を受ける人口が増えるともっと「引っかかる人」は増えます。

健康診断の結果を見たとたん、ぎょっとしたり不安になる人もいるのではないでしょうか。

 

病気のつくられ方③ 啓蒙活動

テレビコマーシャルやメディアの情報で、「〇〇歳からは高血圧に注意」「定期的な健康診断」「早期発見早期治療」「薬で何とかなる」「高血圧を予防する〇〇」が情報として拡散されたり商品が売られたりします。

私たちは恐れに感情を動かされてしまう生き物なので、恐れや不安が多い人ほど巻き込まれやすく、メンタルまで病的になってしまいます。

 

本来の病気の定義は、、

病気とは、身体や精神になんらかの異状があり、日常的な活動が困難であったり苦痛を伴うような状態をいう。
(コトバンクより引用)

 

高血圧とされた人のほとんどはなんの自覚なく元気です。

基準値が下げられたために、ある日なんとなく受けた健康診断によって、何もしなくていい人が病人にされていく。

 

至って健康だった人が血圧を下げる薬を飲みだしたら末端が冷えるようになったり、疲れやすくなったという症例があります。

血圧は、身体の隅々にまで血液を送るために必要な圧力だから、活動的な人にはないと困りますので血圧が上がらないほうが健康上では問題なはずです。

 

実際に低血圧の人は、朝が辛かったり、冷え性だったり、自律神経が弱っている人が多い。

近年知られている思春期の起立性低血圧もです。

 

健康診断における落とし穴は、体格や生活様式、年齢などの個人差が置き去りになっているということ。

軽い運動程度の80代の人と、肉体労働の20代の人が同じ血圧でいることが正しいのでしょうか?

血圧が上がる理由は塩分だけではありません。ちょっとしたストレスや身体の緊張があっても上がるものなので、ほんとうにケアが必要なのはそちらかもしれません。

 

高血圧を例にとりましたが、ほとんどの慢性病(血糖値、コレステロール系など)は、同じような仕組みです。

これらの治療で処方される薬に共通するのは、ほぼ一生飲み続けるくすりであること。

 

ほぼ一生続ける=一生通院する患者となる=医療機関も製薬会社も半永久的な顧客を手に入れたことと同様になります。

そして薬の副次的な影響はあまり報じられたり議論されません。

クスリはリスクでもあります。私たちが賢くなって自分の身体や医療とどう付き合っていくのが適切なのかを考える必要があります。

 

クスリはリスク① 災害時、薬が手に入らない恐れ

これまでも震災などで被災地の医療が大変な状況となり、薬が手に入らなくて困っている被災者や看護の方がインタビューに出ています。

災害に限らず、海外から輸入しているクスリは戦争や他の事情で物流に影響が出ると入手できなくなります。

どうしてもクスリがないと困る身体をお持ちの方もいますが、そうでない人もいます。困りたくなかったらクスリをやめられるように生活習慣の改善をしましょう(根本治療はそこにあります)

 

クスリはリスク② 副作用

痛み止めのクスリと胃薬を一緒に処方されるのは痛み止めの薬のせいで胃が荒れるからですが、他の薬にも同じように、何かにはプラスに働き、他の部分にはマイナスに働く作用が必ずあります。

出されているクスリが多いほど、何がプラスに働いて何がマイナスになっているのか因果関係がわからなくなってしまいそうですね。

クスリ同士の相性もありますし、複数の医療機関にかかっている人も増えたので把握するためにお薬手帳ができましたが、薬の要らない生活になればこのような様々なリスクや不安からも解放され、身軽になります。

どうしても薬が必要な場合もあります。ですが最低限でいられるように心がけたほうが結果は悪くないと思います。

 

人間の身体の中にある病院、薬局、アドバイザーに任せよう

私たちの体内はいつもコミュニケーションとバランス、連携の中にあります。

主にそれらを担っているのは内分泌系、神経系、循環系です。

自分の中の医療機関に活躍してほしかったら、この3つが健康でいられるようにすること。

 

鍼灸や整体でサポートすることはできますが、そもそもなぜ乱れた?という原因が、そのまま改善ポイント(生活習慣)になるので、結局は食事、運動、ストレスケアに行きつくのです。

でも自分のことを客観視するのはなかなか難しい…そこで当院の役割があるのだと思います。

私たちがもっと身体の能力を使うようになり、さらに医療と製薬会社の儲けたいビジネス心と数字のカラクリがなくなったら、おそらくみんなもっと元気になって私たちのような仕事も今ほどいらなくなくなると思います。

 

そうなったらやってみたいことは他にもあるので違う仕事に挑戦するかなぁ(笑)

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