身体が硬い人は心も硬くなりやすい。
例えば、首が動かせる範囲が狭くなっていれば見える範囲(=視野)も狭くなる。
視野が狭いということは色々なものの見方ができなくなる。つまり思考も狭くなる。
精神的にはこんなことが起こりうる。
- 頑固になる
- 豊かなアイデアが湧かない
- 追い込まれる感
- 落ち込み、抑うつ
肉体のレベルでは実際に「動けない」し、次のような不快感も伴う。
- コリやハリ
- 痛み
- 不自由感、制限感
- 悪影響なゆがみ
つまり、肉体で起きていることはカラダそのものにも精神や心にも影響を及ぼしているわけです。
身体の柔軟性=心の柔軟性の視点から見れば、身体を整えれば心も軽やかになることはわかりやすいと思います。
ただ、単に身体だけをなんとかすればいいのでしょうか?
私たちの身体を操っているのは他の誰でもない自分自身です。
口にするもの、生活習慣、精神活動(思考など)の積み重ねた結果が、感じ取りやすい肉体に反映されているのです。
反映されたものは結果であって原因ではないから、身体を変えるだけではうまくいかないことがある。
そこで食習慣、生活習慣、精神活動の見直しが必要になるが、これに関しては個別対応が必要なためここでは詳しく触れない。
なのでここでは私を含めて多くの人が当てはまることをここで紹介する。
「眼」について。
コロナ禍で画面を見ている時間が圧倒的に増えた。パソコンにスマホにテレビに本に…
ヒトの眼は本来、立体的に見ようとするし、より広い範囲をみる能力があるのだけど、
“画面” という狭く平面な世界をずっと見ていると、それしかできなくなる。
つまり、狭く偏ったものの見方になってしまうということ。
狭い室内で遠くも見なくなることが、たかが眼かもしれませんが、全身、精神にも影響を広げていくのです。
あまり知られていませんが、“コロナうつ” の原因にもなっているのが眼の問題。
眼を改善することでメンタルもよくなる人が運悪く対処を誤り精神薬漬けになってしまったら…身近な存在の人なら悔やみきれないですよね。
眼球を動かす筋肉(外眼筋)は6種類ほどあり、とても小さな筋肉だけどこのおかげで私たちはキョロキョロ見ることができる。
眼を動かしたときに、首や後頭部の筋肉も協力して動くため、外眼筋が硬くなると首や肩の筋肉も硬くなる。
眼からくる肩こりや首こり、さらには緊張型頭痛は辻褄が合うのだ。
それに対する対処法はコリを感じているところに何かするばかりで、外眼筋にケアも含めなければ足りない。
肉体的なメカニズム
- 眼が硬い
- 首が硬い
- 身体が硬い・痛い・辛い
精神的なメカニズム
- 見える範囲(視野)が狭い
- 思考が狭い
- 頑固になる、ストレスに感じることが増える
眼を整えてみよう
ざっくりと言えば眼球をできるだけ広く動かすだけでいいのでとてもシンプル。
眼のストレッチ、電車で素早く移り変わる外の景色をはっきり見ようとする、外に出て色々な景色を見る。
眼球を動かすとの脳の血流量がアップして、頭の回転がよくなったり精神的にも快適になる作用も得られるんですよ。
身体や精神的なパフォーマンスを上げたい人もおすすめ。
眼がほぐれるとカラダの柔軟性もアップします。
体操をする前に首や腰の柔軟性チェックをして、体操の後に比べてみてくださいね。楽しみながらやりましょう!
ネガティブに癖づいた眼の機能が改善されて安定するまでには少し時間がかかるけど、
これで不快な症状や精神的な問題が改善されるなら、お金もかからないこの方法をやってみる価値は?
生活習慣の積み重ねで出た結果は、同じように習慣を変えて改善しましょう。
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執筆者
かとう治療室
流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。