ゆがんでていい

  • ゆがみはよくないから矯正すべき
  • ゆがんでいるから症状がでる(痛い、辛い、おかしい)
  • ふつうは歪んでいない(不健康だから歪んでいる)

もし、こんな風に思っていたら歪むことに対して必要以上に不安や恐れを感じなくて大丈夫ですと言いたい。
治療する側の人間やメディアの伝え方がよくないので、自分への戒めも込めて…

後ろ側にある左右の腎臓も、右側のほうが肝臓に押されて左より低い位置にあります。

そもそも人は左右対称じゃありません。
内臓だって右側には大きな肝臓が左側のほうまでせり出してたり、心臓もど真ん中ではありません。

どうしてそういう設計図になっているのか不思議ですが、きっかり左右対称というのは融通性にかけてしまうのです。

ゆがみというとつい骨格の問題と捉えがちですが、カラダの全体像からみれば骨盤矯正や背骨矯正をしたからと言って全体のゆがみが改善されるのはカラダを軽く見ているかもしれませんね。

 

適度な空気が入ったゴムボールは押したり潰したり、投げられたりする外力によって歪みます。
これを「ゆとり」と言い換えますが、もしゆとりがないほど空気がいっぱいだと割れてしまいますよね。

人体もこのように全体で互いに均衡をとりあっている構造になっている。

人間のカラダも同じで、状況や状態に応じて歪めるおかげでいろんな動作が可能になっている。
左右対称が絶対的だとしたら、ちょっと歪んだだけでも病気になったり、気持ちが悪く(気になって)なってしまう。
ゆがんでいるかどうかでその日のすべて、また健康が左右されてしまうなんて苦しい人生でしょう。

もしかすると、ちょっとのゆがみでも気になってしまう人がいるとしたら、それはゆがみはよくないというのを何かで必要以上に吹き込まれたのかもしれません。

人間の心も体も放っておくと偏ってしまうものなので時々中立に戻してあげる必要があります。
ゆがみ過ぎれば修正が必要になることもありますが、見方を変えれば今まで歪んでくれてたお陰で全体の均衡が保たれていたわけですので、頑張ってくれていた自分の身体に感謝をしたほうがいいでしょう。

だから、今ゆがみが気になっているということは、偏ってきているというカラダの声かもしれません。
ゆがんでてもOK。だけど、偏ってきたらそれに耳を傾けるぐらいの心構えで充分です。

カラダは道具ではなく、人生を共にするのに替えの利かないパートナーです。

だとしたら、ゆがみをどうこうよりも「ゆとり」を優先にして欲しいなと思います。
カラダのゆとり、気持ちのゆとり、時間のゆとり…

これ、すべてつながっています。
カラダのゆとりが生まれれば気持ちにもゆとりが生まれ、時間の感じ方が変わります。

ゆがみはあっていいし、あって当然のもの。
放っておくと偏るものなので時々中立に戻してあげる。
ゆがんでくれるおかげでいつも全体のバランスはとれているから、カラダには敬意を。

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