野菜を食べているから健康は誤解
顔、体質、遺伝などが全く同じ人はいなくて、一卵性双生児でも持っている遺伝子は全く同じでもエピジェネティック機序により、発現される要素は環境因子で別々のものになる。
ということは、万人受けする絶対的な健康法は存在しないから、知識を得て自分で考えて選ぶのが大切になる。
ビーガンもベジタリアンも否定するわけではないけど、それをやっているからイコール健康にはつながらずに合わないことだって十分にありうる。
健康を気遣って野菜や果物中心の食生活に切り替えた人が肝臓がんになった症例を読んだことがある。
遺伝的に果糖(果物の糖)を分解できる酵素を持っていなかった人がそのことを知らずに、良かれと思って果物を食べたことがあだになってしまった例だ。
私たちの身体はみんな違うようにできていて、日々試されながらよりよい遺伝子が残されるようにできている。
一般的にこうしなさい、あれがいい。と言われるものに対しても一度考えて、自分のカラダに聞いてみたい。
そのためには自分のカラダの感覚にいい意味で敏感になることです。