治して“あげる”なんておこがましい

広告上は「治します!」とかと言わないと成り立たないんでしょうけど(笑)

治るチカラなんてそもそも備わっているのだから、治療家は自分が治したって思いたくなるけど、外部の他人である“治療”が余計なことをしないほうが本当はいいと思っている。

だから施術でもやり過ぎないように気を付ける。カラダにとって“余計なこと”にならないように。

 

カラダにとって不調は治癒に向かうイベントだ。

高熱が出てウイルスをやっつけるし、下痢や嘔吐で悪者を外部へ速やかに排除する。

炎症もビルを新しく建て替えるために取り壊すようなものだ。

そうでありながら、私たちはそのイベントを邪魔するようなことをしてしまう。

熱を下げようとしたり、痛みを抑えようとしたり、下痢を止めようとする。

 

何かしなきゃと思う気持ちもわかる。けど、何かしようとしすぎてどうにもならないこともある。

ドクターショッピングを繰り返していたり、いろんなコトやモノに手を出しているときはその沼に墜ちている可能性がある。

 

“何もしない戦略”が役に立つ時があるっていうのも頭の片隅にあるといい。

何もしない戦略は野生動物が上手だ。基本的に何もしない。ただじっとその場を動かず、食べずにいる。

ペットでも、ケガをしているところを飼い主が触るのを許さなかったりするのは野生の本能が働くから。

何もしない事が、カラダの力を内部に集中させることができるのを誰かに教えられたわけでもなく知っているのだ。

 

それは同じ“動物”である人間にも備わっている。

誰が教えたわけでもないのに、出血しても勝手に止まるし、悪いものを食べればそれなりの反応をするのも、もともと備わっているカラダの治る力だ。

 

だけど、現代においては治るチカラを活かせないカラダになっている人が多いので、そこを手助けするために私のような仕事も意味がある。

そもそも治るにはリラックスや休息が必要なのに、息つく暇もないとか、ぐっすり眠れないとか。そういう状態。

そういう意味で、なかなかよくならないと悩んでいる人は生活習慣を見直すといい。

 

そう。外部ができることは“手助け”なのだ。

治癒や変化はその人の内部で起きているし、病気や不調なんてものもその人の内部で生じていること。

その内部の変化を促す環境や舞台をつくるのが私たちの仕事であって、それ以上余計なことをすればその人のカラダの生きる力を奪うことになる。

 

治る環境や舞台と言うのは、血液などの巡りであったり、構造的なひずみを正しておくことだったり、緊張した身体をゆるめることにある。

ほかにも、食べないでおくとか、水分補給をするとか、カラダを温めるなんて言うのも舞台設定になる。

それだけであとはカラダを信じて任せれば、時間がしっかり治してくれるものなのだ。

ただ、現代の私たちが教わってきた風習もあり、どうも自分のカラダを信用できなくなっている

 

医者は神様?いえいえ、同じ人間です。

専門的に勉強してきただけで、表現は悪いかもしれないけど野球が得意なのかサッカーが得意なのかの違いと何ら変わらない。

 

自分が一番共にしているのカラダなのに、病院で初めて会うドクターのたった5分の診察でジャッジをされる方を、または薬を信じる。

次の診察でもう会わないかもしれないのに。

 

例えば、(理由はどうであれ)ピルを長期的に飲んでいる人の身体は、ホルモンバランスを自力で調整する力が無くなっていて、その結果薬を止められない。

だからニキビが気になるとか、セックスライフのために軽い気持ちでピルを飲もうとしているならもう一度よく考えてほしい。

他にもっと安全で本質的な方法があるんじゃないかと。

 

ピルじゃなくても病院で薬漬けになっている人の大半が自力で調整する機能が薬のおせっかいによっておかしくなっているので、減らせる薬は減らせた方がいいし、飲まなくて済むならそれに越したことはない。

薬が必要な方は災害時はとてもリスクがある。薬が手に入らないかもしれないから。

 

病院、薬、治療院、漢方…いろんなアプローチ法があるけれど、それのおかげで治ったと見せかけて、実は治したのは自分のチカラだというのに気づいてほしい。

なぜなら、その人の基礎状態が悪ければ、飲んだ薬も活用できないし、薬に負けてしまうことだってある。

ガン治療では抗がん剤がかなりの負担となり、体力が抗がん剤に負ければガンではなくて抗がん剤で命を落とすことになる。

もちろん病院は抗がん剤で死亡なんて診断書を書くはずがない。

 

薬が効いたよっていうのは、薬をうまく運用したよ!(自分のカラダが)って意味だ。

そういった場合は薬の使用は風邪みたいに一時的で済むし、その後薬を止めてもぶり返さない。

薬の効く効かない、施術の効果の出方もすべてその人の内側の力次第だということ。

 

だから私は内側の力、つまり自分で治せるカラダづくりに意味を置いているし、自分のカラダと仲良くできるようになって欲しいと願っている。

それを伝えられるようにいろんな知識や情報を入れて皆さんに提供するのが私の興味であり役割だ。

治してくれてありがとうと言われるのは嬉しいけれど、本当は違う。よくなった暁にはその言葉は自分自身にかけてあげてほしい

余談の最新記事8件

>LINEでご予約・お問い合わせはこちら

LINEでご予約・お問い合わせはこちら

当日の予約は埋まっていてご希望に添えない可能性がございます。
スケジュールの余裕をもってご予約くださいませ。