人工甘味料と砂糖、どっちがマシ?|流山市南流山かとう治療室

人工甘味料と砂糖、どっちがマシ?|流山市南流山かとう治療室

人工甘味料と砂糖を比べる前に…

空前の糖質カットブームと健康意識の上昇。

食生活の見直しをしている方が増えたのはいいことですが、糖質オフ、カロリーカット、ゼロカロリーを謳った人工甘味料。
これってどうなんですか?とよく聞かれます。

まず結論を。どちらも少量なら気にする必要がありません。
それなら潔く砂糖をとったほうがマシです

砂糖を推奨しているのではなく、もともと糖類を摂りすぎている人は人工甘味料に置き換えても健康になりません。
そうでない人は人工甘味料に変えるくらいならそのまま砂糖のほうがいいですよということ。

その理由は人工甘味料は加工された非自然的な食べ物なことから脳かく乱物質でもあり、腸内環境を荒らし、慢性炎症の原因になるから。

ここから、二次、三次、、、と、慢性疲労、うつ、高血圧、関節炎、コリ、自律神経、アレルギーの引き金になっていくのです。

脳にも影響するならば肉体も思考も人格も影響を受けることになります。

子どもの問題は親の問題。 口に入れるものを見直して改善することがよくあります。

子どもの異常行動、落ち着きのなさ、謎の体調不良。

大人の精神不安定、女性の生理や妊娠出産にまつわる不調など、どの世代にも糖類のとりすぎ、人工甘味料は関係のある問題になっていて、現代の不調のほとんどはこのような広義の生活習慣が基になっています。

病名をつければ別のものに感じられても、その背景に食事、習慣が関係しています。

国内で主に取り扱われる甘味料

砂糖
デンプン由来の糖(ブドウ糖、果糖、水飴、トレハロースなど)
その他の糖(乳糖、ガラクトオリゴ糖など)
天然甘味料(ステビア、甘草(グリチルリチン)など)

国内で主に取り扱われる人工甘味料

合成甘味料(サッカリン、アスパルテーム、スクラロースなど)
糖アルコール(ソルビトール、キシリトールなど)

天然由来の甘味料でも加工が加われば偽物の栄養となるのですが、特に気をつけたいのは人工甘味料。

〇カント、〇ルスイート、ゼロ○○など、商品は多肢にわたります。

エナジードリンクは大量の糖類とカフェインの爆薬である。

どうしてゼロカロリー製品、人工甘味料はよくないのか?

主に人間の栄養源は糖質、タンパク質、脂質、ミネラルやビタミンですが、人工甘味料は甘いのに糖分という栄養がない

脳は糖の最小単位であるブドウ糖をエネルギー源に活動しますが、甘みに反応するようにもできています。

糖分は脳や身体にとってはお金と同じ。

食べることでもらえるはずのお給料が1銭も入ってこなかったらどうでしょうか。

そうやって混乱させるだけでなく、人工甘味料は分子構造が不自然なため、腸壁を傷つけて小さな炎症を起こします。この炎症がやっかいで、炎症というストレス+精神的なストレスに連鎖して慢性疲労やホルモンバランス、自律神経の異常のもとになります。

それなら砂糖のほうがまだ自然に近いので「マシ」なのです。

ただ、砂糖は肝臓で代謝される過程でアルコールに似た物質になります。
これが甘いものを食べたときの幸福感や高揚感、つまりほろ酔いと同じに。

この快感に身体が支配されていくともっと要求するようになるので、甘いものがやめられなくなり、食べたい衝動で落ち着きが無くなる。血糖値が乱高下を繰り返すため感情が不安定になる、ホルモンや自律神経が乱れるのです。

健康のためを思って選んだはずのゼロカロリー製品の裏にはツケがある。

執筆者

かとう治療室

流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。

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