肩こり改善に、まず脳の疲れをとろう|流山市南流山かとう治療室

肩こり改善に、まず脳の疲れをとろう|流山市南流山かとう治療室

頭や顔のマッサージ、顎の緊張をとって脳の疲れをとる。というのを肩こりの方にセルフケアでもお勧めしています。

一生懸命働いたときや緊張した時など、一時的な肩こりは自然なことで治療の必要はありませんが、慢性的に続いてしまっているなら治療しておきたいことろ。

凝っている所をもみほぐすと一瞬楽になるかもしれませんが、凝る原因に対しては手が届かないので繰り返してしまうんですね。

 

では、なぜ脳の疲れをとるといいのか。

 

脳は全身の機能をコントロールしている所なので、脳の疲れは全身に影響があるからです。

 

脳は頭蓋骨の中にあり、脳脊髄液という水に浮かぶような形で守られています。

パックに入った豆腐を脳に置き換えるとイメージしやすいかもしれません。(豆腐=脳、水=脳脊髄液、パック=頭蓋骨)

身体の中では脳脊髄液は常に新鮮な水がめぐるように循環しており、その流れは呼吸に伴う頭蓋骨の動きによってつくられます。

 

食いしばりなどで頭蓋骨の周りにある筋肉が硬くなると、頭蓋骨の動きが制限されて水の流れが悪くなります。

脳脊髄液は脳を保護するだけでなく栄養供給にも関係していて、脳に必要な栄養がいかないと疲れやすくなってしまうのです。

 

肩こりと脳にどんな関係があるのでしょう?

肩こりの一因はストレスですが、ストレスと言っても精神的なものではなく、単に血流が悪かったり、必要な栄養が受け取れない状態になってもストレスは同じようにかかります。

 

そのうちの一つが脳の状態。

脳がストレスを感じると、からだの警報機が作動して神経系や内分泌系などがあるべき状態に戻ろうと働きます。

コンピューターでいうBUSY状態です。

 

その過程で私たちは肩こりや身体の不調を感じているので、あるべき状態に戻ることができれば時間の経過とともに不調もなくなり、警報機も鳴りやみ、BUSY状態も終わります。

 

ですが、慢性的に続いてしまうのは警報機が鳴りやまないため。つまり脳にかかるストレスが変わっていないからです。

警報機がずっと作動しているのは、からだにとってもすごくエネルギーを消耗することですよね。

つまり慢性疲労や、自律神経失調症、ホルモンバランスの乱れや高血圧、高血糖、様々な病気に脳のストレスが関与しているのです。

 

脳が求めているのは、脳脊髄液の流れをよくして必要な栄養を受け取ること。

 

そのポイントが頭蓋骨の動き、深い呼吸です。

頭蓋骨の動きにゆとりができると呼吸が深くなるので、顔や頭のマッサージ、顎の緊張をゆるめることは理にかなっているのです。

頭蓋骨はパズルのピースのようにすき間があり、わずかに動くことで深い呼吸や脳脊髄液の流動を補助している。

深く追求すると、もっと他にも改善点や解決のヒントがありますが、頭や顔をマッサージするのはセルフケアでは簡単にできるものです。

さらに深い原因も改善していきたい!という方は別途ご相談ください。

執筆者

かとう治療室

流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。

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