不登校の症例:高校生の男の子

半年ぐらいから学校に行けなくなった。
休みだしてからどう思われてるかも気になってしまい、ナーバスになっている。

特に身体に出ている症状はなく、学校に行かなゃと思うが行こうとすると行きたくなくなってしまう。
ご紹介でお母様と一緒に来院されました。

目標がないと無意味に感じてしまう

話を聞いていると、学校に行けるようになりたいというより、将来を考えているうちに今の学校に行く意味がないと感じてしまっていたこと。

父とのコミュニケーションの関係で自分を表現できないストレスがあったことなどが明らかになりました。

将来進みたい道があって、そこに向かいたい思いが強くなった時に全然関係ない道をやり続けるのは、時間が無駄と感じたり情熱がなくなってしまうものです。

現実的なお父さんの意見も尊重し、かつ自分の人生を切りひらくには「覚悟とプレゼン」というアドバイスをしました。

そして今を思いを温める準備期間として活用するアイデアをしたところ、どう進めていけばいいか本人の中で道筋が見えてすっきりしたそうです。

これまで身体をケアしたことがなかったので初回は整体をしました。
身体の動きが広がり、すがすがしい気持ちに。

自分がよりよくなるため、「お題」にボディートークで取り組む

お母さんのすすめで定期的にメンテナンスを希望され、3回整体をやったのち、小さいころから気になっていた鼻炎やのどの不調に対してボディートークをする流れになりました。

そこで自分の性格的に悩んでいること、改善したいことも教えてくれました。

それらの情報をもとにセッション。
その後は免疫系のバランスが整って症状が気にならなくなったほかに、人からどう見られるかを気にする癖があったのが改善。

新しいことにも関心がわいて楽しそうです。

すでに学校にも復帰し、学業や人間関係に対するストレスもほとんど意識しなくなったとのこと。

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かとう治療室

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