子どもの不安やパニックにシンプルなアプローチ
エムレスでできること
人前で発表する緊張や不安、パニック、何かや誰かへの怒り、うつ、苦手意識
恐怖症(虫、飛行機、高所や閉所、先端、白衣など)
子供に多い感情的な悩みとは…
不安症、パニック、友達関係で生じる感情、恐怖症、苦手意識
わたしたちは感情に対して気分転換したり紛らわせるテクニックをたくさん教わってきましたが、一時的にはしのげてもまた同じようなことで悩んでいます。
エムレスでは感情を紛らせるのではなく、次に同じ状況になった時に同じ感情が起こらないこと(感情解決)を目的にセッションをします。
この仕組みはとってもシンプルで、感覚を感じるのは思考優位な大人よりも子供のほうが上手です。
大人にもとても有効ですが、子供のうちからエムレスの仕組みを知っていると感情的なストレスと上手に付き合えるようになり、その結果自分らしく健やかに生きられます。
感情は脳と身体の反応によって生じる
エムレスでは解決したい感情が起きた実際の状況を安全な場で再体験し、その瞬間の身体の感覚とつながって脳のパターンを変化させる脳科学的なアプローチです。
脳は過去に体験したストレスや危険を身体の感覚(潜在意識)に保存し、次に同じようなことが起こらないか予測しています。
人生のどの時のストレスもですが、特に胎児期から6歳ごろまでのストレスは影響しやすいと分かっています。
いつも同じような状況で感じる恐怖や不安、パニックやイライラなどすべての感情も、そこからつながる行動も、脳の反応から身体の感覚になるから生じているだけです。
性格やメンタルの強さや弱さは関係ありません。
エムレスでは過去の感情や出来事にさかのぼることなく、今起きているストレスのある状況から解決していくことができます。
よくある脳から身体への反応
- 身体が緊張する
- 胸がドキドキする
- 呼吸がしずらくなる
- お腹がギュッとなる
- 手足が冷たく/熱くなる
- 顔が熱くなる
これらの反応は交感神経の緊張、または闘争-逃走反応と呼ばれています。
脳が危険だと判断して自分の身を守るために行動を促すための反応です。
身体の反応がなければ感情にならない
子どもが不安やパニックになっている時にも必ず先に身体のどこかに感覚が生じています。
緊張を例にとると、緊張するから胸がドキドキするのではなく、胸がドキドキしているから緊張に気づくので、ドキドキしなければ緊張できません。
根本的な解決は子どもに緊張しないように深呼吸や気を紛らわせる方法を教えるのではなく、今起きている身体の感覚を探してもらい、それが自然と静かになるのを何もしないで感覚の変化する様子を感じてもらいます。
大人もこれを実感すると理解が深まり、大人も子供も生きるのが楽になるのでさらに良いと思います。
エムレスのプロセスは早ければ数秒、長くても2~3分ほどで感覚は鎮まるかなくなり、その時には心も平穏になってさっきの状況を思い出しても同じ感情にならなくなります。
エムレスの歴史
エムレスは2000年初頭にフランスを中心にヨーロッパでスタート。
エムレスメソッドとして構築した専門家グループによる組織、エモーショナル・ヘルス・インスティテュート(E.H.I)がアメリカで2019年に設立されサンフランシスコを拠点に活動を行っています。日本では現在約40名の施術士がいます。
セッションの流れ
エムレスは本人がやりたい気持ちがないとうまくいきません。
zoomでも対面でもセッションは同じ流れです。安心できる環境も重要なので自宅でzoomで受けるのを推奨します。
自宅では家族やペットがセッションの妨げにならないようご準備ください。
ちょっとした会話をしてセッションの目的を共有し、セッションに有益な関係をつくっていきます
セッションに必要なのは
- 実際に起きた出来事を思い出してもらうこと
- カラダの感覚を感じること(子供のほうが大人より上手だったりします)
手順はシンプルで、施術士が全部ガイドしますので上手にやろうとする必要もありません
Step2の出来事をもう一回思い出して同じ感情にならないか確認します。
必要に応じていくつか同じ手順を繰り返します。
早ければ数秒から数分でひとつの感情が解決し、全体では30分~60分で1回のセッションは終了します。
料金(税込)
初回 15,900円
2回目以降 13,700円(時間に関係なく一律です)