エムレスとは

エムレスはEmotional Resolution®の略で、ネガティブな感情を身体の感覚に接続して解決する論理的なメソッドです。

エムレスは2000年初頭にフランスを中心にヨーロッパでスタート。エモーショナル・ヘルス・インスティテュート(E.H.I)がアメリカで2019年に設立されサンフランシスコを拠点に活動を行っています。日本では現在約40名の施術士がいます。

感情解放ではなく「解決」

気分転換したり紛らわせるだけでは、また次に同じ状況になった時に同じ対処をしなくてはなりません。
エムレスのワークで感情が解決されると、また同じ状況になった時に同じ感情にならなくなります。

適応

パニック障害、恐怖症、不安症
子供や家族、特定の誰かに対する感情的なストレス
苦手な人物、状況、物(先端恐怖症など)
あがり症、プレゼンや試験での過剰な緊張

このような感情を持ち続けることで日常生活に支障が出たり、自己肯定感が下がってしまうのは悪循環です。
そこで私たちは感情をどうにかしようとするのですがなかなか根本的な解決になりません。

その理由は実は感情的な問題は脳から身体への反応によって起きています。

エムレスでは感情には何かすることなく、この身体と脳の反応にアプローチします。
実際にあった過去の出来事と感情を安全な場所で再体験し、当時生じた身体の反応とつながり静かになるのを何もせずに待ちます。

するとワークをしたのと同じ状況が次に起きても脳が反応しなくなるので、感情が起こらなくなります。

エムレスでできること

恐怖症/人前で発表する緊張や不安/パニックなどの不安/何かや誰かへの怒り/抑うつ/何かの行動に対するストレス/先延ばしグセなどの習慣問題/食物嫌悪/など

本当にエムレスで感情が起こらなくなるの?と思うかもしれません。
テーマの大きさなどにより数回のセッションが必要になる場合もありますが、まずはチャレンジしてみてください。

エムレスでは、深呼吸をしたり気を紛らわせたり、おいしいものをたくさん食べるなど「対処」は逆効果だと考えています。

対処してその場をやり過ごすと一瞬そのことを忘れられるかもしれませんが、脳はストレスだった認識を強化してしまいます。

エムレスでは感情が起きている時の身体の感覚にアプローチすることで感情を終わらせることができ、甘いものを食べてストレス発散をしなくてもよくなれば健康にもメリットがあります。

過去に受けた方の感想

苦手な上司に対する自分の反応

セッションはえっ?ていうくらいあっという間に終わりました。

直後は何が変わったのかわからない感じでしたが、その後過ごしてみて変化を教えてくださいと言われました。
職場でサポートしてくれる人が現れたり、上司の態度が柔らかくなったように感じたり、上司への見方が自然と変わりました。

自分の心持ちだけでなく周囲が変わったように感じられるのは不思議です。

zoomで自己紹介するときに緊張しすぎてしまう

セッションを終えてから普段する会話のときにも気楽に話しかけやすくなった。

以前よりもネガティブなことがあってもその場で踏ん張りがきくようになった気がする。

家族に対してイラっとして八つ当たりしてしまう

家族に何か言われると責められたと感じてしまい、ついカッとなってしまう。その後は空気も悪いし自己嫌悪にもなるのでそれに対してセッションを受けました。

セッション後は家族に対してカッとならずに過ごせていますし、カッとなる時は自分の体調がよくないという原因もあったのですが、心身共に体調が良い日が続いています。

義理のお父さんに対するストレス

エムレスは何回かお願いしています。
効果が分かりやすいのと自分でもびっくりするような変化があるからです。

今回は家族関係のストレスでセッションを受けました。
あれだけ気になっていた父への感情がどうでもよくなりました。

トラウマにはできるの?

エムレスでは実際にあった出来事を使ってセッションをしますが、トラウマの出来事には直接しない代わりに、その経験で「今」何に困っているのか?に焦点を置きますので非常に安全です。

エムレスの仕組み

感情は身体の反応によって起きるため、感情的な出来事で生じた身体に焦点を当てます。身体に感覚が起こらなければ感情にならないからです。

緊張しているから胸がドキドキするのではなく、胸のドキドキに気付いて緊張しているとわかる。
つまりドキドキしなくなれば緊張しません。

これは脳科学的に欧州やアメリカの研究者や医師、生物学者の知恵の結晶で、ネガティブな感情をどうにかしようとしてもうまくいかないのは感情に何かしようとしているからだと考えています。

セッションの流れ

エムレスはzoomでも対面でも同じ流れでセッションしますが環境も大切です。
感覚を感じやすくするために、椅子に座り、リラックスできる静かな場所で行います。

自宅では他人やペットや通信環境等がセッションの妨げにならないようご準備ください。

STEP1
カウンセリング

とはいえ、ただ話を聞くのではなくセッションで何を解決したいのかを施術士と共有します。

STEP2
セッション開始

そのことについて実際の出来事や状況をその場で今起きているかのように話してもらい感情を再体験します。

施術士がガイドになり、指示に従って手順をこなします。

感情が始まったら目を閉じてもらい、身体の感覚とつながって落ち着くのを身体に任せます。

このプロセスを流れに合わせて何度か繰り返します。

STEP3
確認、セッション終了

初めに話した状況をもう一度思い出して話してもらい同じ感情がわかないかどうか確認します。

1回のセッションは進行により30~60分ですが一つの感情は早ければ数分で解決されます。

STEP4
数週間後にチェックイン

セッションをした後で同じ状況になってどのような結果だったかの確認をします。

継続してセッションを希望される場合は同じタイミングで次のセッションを受けることができます。


セッション中には事細かに出来事を話す必要はなく感情が起きた特定の状況について少しだけ話して当時と同じ感情を起こすことができれば大丈夫です。

エムレス・セルフ(自分で自分の感情を解決できるようになるセミナー)

エムレスは特別根能力は必要ありませんので自分でもある程度できます。
自分で自分の感情を解決できるようになりたい方は「エムレス・セルフセミナー」を受講してください。

施術士によるセッションとの違いは、自分ですぐにサッとできること(それが最強です)

セミナーは約90分。習得後は一生使えるので日々のストレスを自分で即座にケアできるようになります。早ければ数秒、だいたい1~2分で感情を速やかに解決することができるようになります。

かとう治療室が開催しているエムレス・セルフセミナーは下をクリック。
詳しくはお尋ねください。


エムレスとの出会い

電車のドアが閉まると突然…心臓がドキドキして、手足がしびれ、のどがふさがって呼吸がしにくくなる。

人混みに入ると気が遠くなってしまい、同じような症状が出てすぐにその場から逃げたくなる。
頭の中は自分の体調の不安にいつも支配されている。

2014年頃、よくあるパニック障害の症状に。まさか自分がこんなことになるなんて…と思っていました。

出かけたり美容院に行くという日常生活に支障がでて、遊びの誘いが来ると気分が重くなり、どうやって断ろうかと頭を抱える日々。
本当はふたつ返事でに遊びに行きたいのに症状の恐怖でできない…当然そんな自分を好きになれませんでした。

2016年にボディートークを受け、パニック障害はだいぶ軽減されたのですが、美容院の予約を入れて当日出かける前や、電車に乗って混雑してきたときの不安がとり切れないでいたところにエムレスと出会いました。

そうして不安感はなくなりました。

セルフエムレスも受講して自分でできるようになり、その後は何も気にしないで日常生活を送っています。

今は新幹線や飛行機に乗って遠くに行けるようにもなりました。もともと外に出るのが好きだったので悩みが少なくなって本当に軽くなりました。みんなが知っていたらもっと楽になれる人が増える!そう感じて施術士になりました。

小さなストレス感情が身体を疲労させる!?

エムレスを受けることで感情的なストレスが改善されていくと身体も健康になります。

私のように大したことなさそうな不安や恐れをそのままにしていると、その感情があるために思考したりするのでエネルギーを思っている以上に消費します。

小さなストレスを放っておかないことが慢性疲労や免疫の低下にも非常に重要なことが解明されつつあります。

料金(税込)

1回 13,700円(一律。時間はセッションの進行によりますが、30~60分です)

※自分で感情解決ができるようになるエムレス・セルフセミナーも同一料金です。

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