デトックスは肝臓が要:肝腎要|流山市南流山かとう治療室

デトックスは肝臓が要:肝腎要|流山市南流山かとう治療室

肝臓が元気になれば排泄力が上がる

からだの中で最も大きな臓器、肝臓。

「沈黙の臓器」と呼ばれるのは、病気が分かった時には状況が進行していることが多いからもですが、人体の中で脳に匹敵するたくさんの仕事量をこなしているので、文句を言っている暇もないほど忙しい臓器だから。

たくさんの役割の中でも有名なのは解毒

 

口にしたものが腸で吸収されて血液に入り、肝臓に届く。
その中には私たちが口にした添加物や薬品などの毒素も含まれている。
肝細胞がそれらを頑張って無毒の状態にして、血液に戻し、全身を巡った後で尿や便、汗や呼吸で排泄されている。

肝臓の解毒がうまく働いていないと、汗も排泄も100%のパフォーマンスができません。

実は日本は添加物やクスリの消費量が世界的トップ。
気を付けて生活していても全部は避けられないから肝臓には負担がかかりやすいのです。

どうして日本人は毒素負担が高くなりやすいのか

日本は島国で、食料自給率が低く食物のほとんどを輸入に頼っているため、輸送のさいの品質保持のためにたくさん加工されていて、私たちの口に入ってくる頃には薬品まみれのことが多い。

さらに超ストレス社会。ストレスは内臓にダメージを与えます。

労働時間、人間関係、経済的不安…外国から日本に留学して長年住んでいるクライアントさんから聞いた話ですが、最近の外国人は日本に来たがらないそうだ。

「いつも疲れている国、JAPAN」と言われているようです…

そんな生活を当たり前と思っている、ゆでガエルの私たちはちょっと危険かもしれない。

糖との付き合い方

肝臓と言えばアルコールを連想しやすいですね。たしかに日本人は欧米人と比べるとお酒に弱いのはアルコールを分解する酵素をつくる遺伝子を持っている人が少ないため。

ただ、近年ではお酒を飲まないのに脂肪肝や肝機能障害になっている人も増えており、昔と比べて増えているのは糖の摂取量。

ほぼ毎日何かのスイーツを食べ、コンビニやチェーン店での外食で添加物をとり、ストレスを抱えながら生きていたら肝臓は傷んでしまう。

健康に良いと思って果物たっぷりのジュースやスムージーも習慣になっていないでしょうか?
果物や野菜ジュースの盲点は、絞って1杯分の量にするためにかなりの量の果物を使うこと、それから食物繊維が抜き取られてしまい、果物の糖(果糖)は意外に肝臓に負荷がかかるタイプの糖なんです。

例えばコップ1杯の100%オレンジジュースにはだいたい4~5個分のオレンジが使われますが、一度にその量のオレンジは食べられないと思います。

果物はそのまま食べて食物繊維と一緒に摂取することでメリットがあるのです。

遺伝子のエラーが肝臓の解毒機能を損なわせているかも?

私たちの遺伝子は両親から引き継がれていることから、自分の人生の外にある要因が肝機能に影響していることがあります。

「ガン家系」もそういった意味を持ちますが、先祖にガンが多いからと言って今のあなたも必ずガンになるかどうかは人生の過ごし方によって変えることができます。

「エピジェネティクス」という遺伝学では、遺伝子で変わらない部分は約2%、例えばどのような体格を持つかなど「ハードウェア」の部分で、主に身体の構造…ダウン症やマルファン症候群などはこれにあたります。

残りの98%は研究が進むまでは何の影響力を持っているのか不明な「ジャンク遺伝子」として扱われてきましたが、最近の研究でこの98%にはオンオフのスイッチがあり、その人の人生や環境で切り替わることが分かりました。

朗報なのは、ガンになりやすい遺伝子も、なりにくい遺伝子もこの98%の中。
肝臓の解毒機能ももちろんこの中にあるため、過ごし方次第で変わることができるのです。

私たちのこれまでの生活と、先祖が摂っていた井戸水のヒ素、重金属、農薬、大気汚染、またはトラウマ的経験も遺伝子のふるまいに影響します。

通常の施術では遺伝子に対してアプローチするのは困難ですが、ボディートークではアプローチが可能です。(エピジェネティクスのセッションは数回のセッションが必要なことが多いです)

私たちが遺伝と思っている病気や肥満などの遺伝的影響は思っているより多くなく、生活習慣や好みが似て起きていることのほうが多いかもしれません。

内臓を整えて排泄力を高めよう

大雑把な表現ですが内臓も疲れるとコリます。
血流が悪くなれば新陳代謝や解毒機能が低下します。

内臓調整は内臓力を整え、自律神経のバランスを取るのに適した施術です。

最近食事がよくないな…
お腹の調子もいまいち…
疲れやすい…
便秘
生理のトラブル

女性生殖器は実は肝臓と密接な関係を持ちます。
生理痛や生理不順、PMS、不妊などでお悩みの方もご相談ください。

エピジェネティクスを知ってみたい方はこちらの本がおすすめ

遺伝子は変えられる― あなたの人生を根本から変えるエピジェネティクスの真実  シャロン・モアレム

食事、仕事、人間関係、環境……
何気ない日常が、遺伝子を変える!


遺伝にまつわる「新しい常識」となった
最新科学「エピジェネティクス」のすべてを、
全世界注目の「遺伝学者×医師」が語り尽くす!

「遺伝=運命」は、もう古い!?
世界18か国超で大絶賛の話題書、ついに日本上陸!

アマゾン商品紹介ページより引用

 

 

 

執筆者

かとう治療室

流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。

トップへ