正しいかより、合うか|流山市南流山かとう治療室

正しいかより、合うか|流山市南流山かとう治療室

万人に当てはまる治療法、健康法、栄養はあるのでしょうか?

 

人間の心身にはひとつひとつに個性があり、遺伝子レベルでは何が得意で何が苦手なのかまでわかる。

(近年、遺伝子検査キットが話題になってきています)

(ただし、遺伝子も98%は環境によってふるまいが切り替わるので参考程度にしておくこと)

 

ある人は肉をいくら食べても大丈夫なのに、果物の糖を分解する酵素を持っていないとか。

小麦粉に対して敏感な腸を持つ人。

チョコレートケーキだけで身体の機能を健康に働かせる仕組みを持つ少年。

ほんとうに様々であり、

 

〇〇を食べると良い。

〇〇は間違っている。

正しい方法は〇〇。

間違ったやり方。

 

これ自体が絶対ではないということを知っていてほしい。

 

…じゃあ、どうしたらいいのさ!(笑)

 

正しいものを選ぶよりも自分に合っているものを選びましょう。

自分の身体・心に聞くしかない。

自分の身体とコミュニケーションを難しく考える人がいるけど、

もともと持っていたはずの能力を使わなくなっただけ。

 

その原因は自分で考える力を忘れ、出されたものをそのまま受け取っているから。

 

日本の食品は安全…

新聞やテレビの言うことは正しい…

〇〇が言うなら間違いない…

 

頭で考えず、腹(肚)で考える。

日々の体調、身体の感覚、なんとなくの好き嫌い。

自分の心や直感に従うことが身体とのコミュニケーションツール。

 

 

12時だからお昼ご飯を食べなさい。1日3食食べなさい。

炭水化物、脂質、タンパク質バランスよく食べなさい。

食欲ない?食べないと良くならないから食べなさい。

よく噛んで食べなさい。

納豆を食べなさい。牛乳を飲みなさい。

トマトが身体にいい。〇〇は焼いて食べるといい。

 

「良い、正しいと言われているから」で選んで続けていたけど自分に合っていなかったとしたら悲劇的だ。

子供の多数がピーマンや苦みを嫌がるのは、子供は東洋医学でいう火の要素(活発さ、熱、エネルギー要素)が強いからで自然なことなのに、好き嫌いはよくないと食べさせたくなってしまうが身体にとっては都合が悪い。

 

直感は、英語ではgut feeling(ガットフィーリング)という。

Gut=腸のこと。

つまり人間は頭脳が発達した恩恵もあるが、第一の脳…より本質的な脳は腸である。

小さな生き物の脳が小さいのに生存したり活動しているのは腸が脳の働きをしているから。

腸が汚れていると明瞭な思考ができない。

便秘でイライラもやもやしたり、お腹を壊して思考が停止する経験は一度はあるのでは。

だから腸はきれいにしておきたい。

 

実はこの世の中には「正しい」ものは何一つない。

情報を見回しても、何かの意見には必ず反対の意見が存在する。

それぞれが自分の信じていることを主張しあって共感するメンバーと集っているだけなのだ。

もちろんこれにも善悪はなく、対極する二つの物事がないと私たちは認識ができないから自然なことなのだ。

 

したがって、(外部が言う)正しい/間違い で選んでいると、一生自分にとっての政界にはたどり着けない。

正解は自分が決めるもの。

合ってる感じがするなら正解。合わない・合わなくなったと感じたら見直す。

正解なんて状況でころころひっくり返るので。

ただそれだけのこと。

 

よそから押し付けられた「正しい」は絶対ではないし、「間違い」でもない。

まず受け入れ、試して、自分に合っている感じがするかどうかを大切にしてください。

 

治療家の考え方も様々だし、時間とともに進化していく。

今、私たちが表現している考え方も合う人と合わない人がいていい。あとで変わることもある。

通ってみたいと思っていたら、自分が心からそう感じた時に受けてほしい。

「自分で」の決断や選択は治癒への大きなサポートになるから。

 

あーだこーだ回りくどい話をした最後に言いたいこと(笑)は、

「自分が信じたものが正解!」

執筆者

かとう治療室

流山市南流山で整体・鍼灸(女性鍼灸師)・内臓調整を中心に総合サポートをしています。ボディートーク、エムレス等。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。

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