産後の骨盤矯正の考え方|流山市南流山かとう治療室

産後の骨盤矯正の考え方|流山市南流山かとう治療室

当院のHPでは産後の骨盤矯正に関して記載していないのですが、意外とお問い合わせや施術希望の方が多い。

「産後ケア」「産後の骨盤矯正」を提供して所はたくさんあるので表立ってやる必要はないのだけど、

身体の仕組みについてもう少し深く知りたい方向けにここに書いておくことにした。

 

まず、ポイントだけ書くと2つ。

  1. 産後のトラブルは産前から
  2. 産後の骨盤矯正は絶対必要…ではない

産後のトラブルは産前から。

産後のトラブルを感じる前に、妊娠する前の生活や体調はどうだっただろう。

産後の骨盤矯正と言う名称は産後にフォーカスしすぎる

 

確かに出産は身体を切り替えるチャンスだ。

だけど、どこに不調が現れるかも違うし、妊娠前にどんな生活をしていたかも違うから、みんな同じ施術方法で同じ結果にはならない。

産後に起きたから産後の問題と判断するのは早いのです。

胃が痛いと思っていても、本当に胃なのかはわかりませんよね?

 

・腰痛や股関節、膝の痛み
・尿漏れ
・体型、下腹部のポッコリお腹
・腱鞘炎

 

興味深いのは、産後すべての人がこれを経験するわけではないということ。

妊娠出産をきっかけに発生したのかもしれないけど、それが本当に骨盤に問題があるのかどうかは別問題。

深いところから身体を見直したいなら産後という言葉から一歩遠ざかってカラダを見る必要がある。

 


産後の骨盤矯正は絶対必要…ではない

テレビやメディアの情報を見ると産後骨盤矯正しないとやばいんじゃないかと不安になると思いますが、

本来は自然治癒力が働いて日常生活や簡単な体操を続けるなかで自力で時間が治してくれるもの。

昔は骨盤矯正なんて気軽にできなかったけど、実際に今のおばあちゃんたちの体形や抱える症状も千差万別であるし、たくさん子供を産んでも何もなく元気な人もたくさんいる。

 

女性の身体には出産して元の状態になるプログラムも生まれながらにインストールされている。

産後のトラブルは、そのプログラムを活かしていない、または活かせる全身状態にないということを表している。

 

それは昔の生活と今の生活で大きく違っているからで、

核家族化や共働きが進んでお母さんの身体を休める「間」がないこと。

慢性的にストレスにさらされていること。

 

そのために人によっては全身を整える必要があるし、睡眠、冷え性や低体温といった基礎状態も課題になる。

繰り返しになるけど、産後に不調が出たからといって骨盤に問題があるとは限らない

 

当院はもともと産後に絞らないのでメニューは設けていませんが、

もし、他の所で産後の骨盤矯正を受けてうまくいかなかったとか、

もっと深く自分の健康を見直す必要があるかもしれない。とか。

ワンランク上の健康を目指したい!とか。

そんな時には当院がお役に立てるんじゃないかなぁと思います。

私がこの記事を書いたよ!

かとう治療室

流山市南流山で整体・鍼灸・内臓調整を中心に、自分で治せる身体づくりをしています。鍼灸は女性が担当。ボディートーク、エムレスも行っています。つくばエクスプレス/JR武蔵野線 南流山駅より徒歩6分。駐車場2台分あり。不定休・完全予約制。お問い合わせはLINEかフォームが便利です。お電話の場合は留守電にお名前とメッセージを残してくださると折り返しご連絡いたします。

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