9月19日。
ご近所でヨガ講師をしているKamala Ayaka先生と共同で講座を開きました。
お灸を頭に載せて遊ぶこちらがおちゃめなAyaka先生。
テーマは「心とからだを繋ぐ東洋医学とヨガ」
東洋医学でもインド医学とつながりの深いヨガでも、心とからだは切り離せないものとしてみています。
心身一如や心とからだは表裏一体、なんて表現します。
このような考え方が昔は自然で、「腹が立つ」とか、「肩の荷が下りる」と言うように、心とからだの状態を表す言葉は今でも使われます。
ところが現代では医学的、科学的根拠を重視するが故に切り離して考えるようになってしまいました。
急性病に関しては現代医学の得意とするところですが、ストレスが主な原因とされる慢性病に関しては、心身両面をみていた昔の発想をもう一度取り入れてみる必要があると考えます。
病気と病人。
病気は治せるけど、病気を作ってしまうのは人。つまり病人です。
病人と切れない縁があるのは、食事や生活といった日々の習慣の他に、目には見えない心や精神です。
病気と病人を包括してみることができるのが東洋医学の強みです。
西洋医学と東洋医学、どちらにも強みと弱みがあるのも同じく表裏一体なので、いい所は活かせるといいですよね。
日々の施術でも話していることですが、心とからだはどうやってつながり、私たちは体に表現されるサインとどのように向き合ったらいいかを、東洋医学の五行の視点を使って測る方法をお伝えしました。
ヨガも、自分の心身と対話するひとつの方法です。
自分の動き、身体感覚、呼吸を感じるって、日常ではなかなか意識できませんよね。
私も時々Ayaka先生のヨガレッスンを受けに行きますが、からだが深くリラックスするので後半は寝てしまいます。
今回はシヴァナンダヨガというのをやりました。
西洋医師であったスワミ・シヴァナンダによって科学的な視点から体系化した、インド伝統ヨガの流派のひとつ。
・2種類の呼吸法(プラーナヤマ)
・太陽礼拝(スリヤマナスカーラ)
・12のアーサナで構成されており背骨に沿ってある7つのチャクラ、ドーシャ(体質)を整える。
アーサナを瞑想と呼吸を同等に位置付けており『癒しのヨガ』とも呼ばれています。
自分のからだは自分で守れるし、ある程度は自分の力で立ち直る力を持っています。
そのためには自然治癒力を高めることはもちろん、五行を使ってからだと心の仕組みを知るとどうして症状が起きているのかが分かるので、不調がこわくなくなります。
とはいっても不調は不快です(^_^;)
なるべくそうならないように日ごろから自分のことを気にかけてあげてほしいと思います。
限られた時間の中ですべてをお伝えするのは難しく、人前で話すのは何度やっても慣れない(笑)ですが、参加された皆さんの温かさのおかげでできる限りの内容をお伝え出来たかと思います。
頂いた感想(一部)
42歳女性(東京)
アトピー治療など体調不良改善で鍼灸治療を続けていて、東洋医学に興味があるので講座を受けたいと思っていた。
体の不調と季節・嗜好がつながっているなと改めて感じました。
東洋医学、面白いですね。
42歳女性(柏)
以前から興味はあったが、学ぶ機会がなかったので楽しみにしていました。奥が深くて新鮮でした。全てが未知の世界なので、こういった機械があってよかったです。
次回開催は未定ですが、自分の健康を自分でコントロールするというのは、人生の舵を握るために必要な要素です。
このような機会を増やして、自分らしく生きられる方が増えていったらいいなと思っています。もちろん私たちもその修業の途中です。
まず、うまく話せるように練習しておきます…(笑)
Kamala Ayaka先生のホームページはこちら
南流山駅徒歩10分。千葉県流山市のKamala Yoga Studio はシヴァナンダヨガと沖ヨガをベースに初心者やお子…